個人事業主がレンタルサーバーを利用するときのポイントを考えよう

レンタルサーバーを利用する場合、費用や機能、サポートの内容などさまざまな点から比較検討する必要があります。個人事業主の方がレンタルサーバーを利用する場合、一般的なレンタルサーバー選びとは異なる注意点が存在しています。

では個人事業主ならではの選び方を押さえて、状況にあったものを選択するためには、どのようなポイントに注目したらいいのでしょうか。

大事なのはトラブルの少なさ

個人事業主がレンタルサーバーを利用する際、特に大切なポイントの1つが安定して利用できるサーバーかという点です。トラブルが多くサイトが落ちる回数が多いレンタルサーバー会社を利用してしまうと、対応に多くの時間がとられて通常業務が進まなくなってしまうかもしれません。

特に個人事業主の方は、自分1人もしくは少数精鋭で事業を行っているケースが多くなっています。人数の少ない中で円滑に業務を進めるためにも、なるべくトラブルの少ないサーバーを選ぶことが必要です。

処理能力の高さにも注目して選ぼう

レンタルサーバーの中には、Webサイトの読み込みに時間がかかる処理速度が遅いものも存在しています。アクセスしたWebサイトの読み込みが遅いと、表示される内容を見ずに前のページに戻ってしまう方も多くいます。

処理の遅さは顧客獲得のチャンスを逃すことにもつながるので、処理能力の高さはレンタルサーバー選びで重要なポイントの1つです。また画像を多く掲載して見やすいWebサイトを作っても、処理能力が低いと読み込みに時間がかかります。

特にサイトに多くの画像を掲載したい場合は、処理能力に問題がないか確認したうえでレンタルサーバーを選ぶことを忘れないようにしましょう。

サポート体制に問題がないか確認する

個人事業主の場合、レンタルサーバーを使っていてわからないことがあっても、詳しい社員が1人もいない場合も多くあります。詳しい社員がいない状況でも、レンタルサーバー会社のサポート制度があれば、不明な点を気軽に質問できます。

サポート制度が用意されていても、サポートの方法や対応時間は利用する業者によって異なります。例えばメール対応のみのサポート体制だと、返信まで時間がかかることもあります。リアルタイムでサポートしてほしいなら、電話やチャットなどのサポート体制があるのか、問い合わせしたい時間帯に対応してもらえるのかなどの点を確認しましょう。

レンタルサーバーの価格帯を知ろう

個人事業主が利用できるレンタルサーバーには、さまざまな価格帯のものが存在しています。無料で利用できるものもあれば、月額3000円以上かかるものもあります。そして金額が異なれば、機能面やサポート体制などさまざまな点で違いが見られます。

予算や用途などを考慮したうえで、どのようなレンタルサーバーの利用が適しているのか考えていくようにしましょう。

自社サーバーとレンタルサーバーの違いをハッキリとさせてから使い始めよう

月額500円以上のサーバーを選ぶメリットを考える

経費をできる限り節約したいという思いから、無料もしくは月額100~300円程度で利用できるレンタルサーバーを選びたいと考えている個人事業主の方もいるでしょう。しかし無料など金額が比較的安いレンタルサーバーは、処理能力が低いもしくはトラブルが多いなどの問題がある可能性もあります。

ある程度安定した形で利用したいのであれば、月額500円以上のものを選ぶのも1つの手です。月々の経費が発生するとしても、トラブルが少なくなるというだけで大きなメリットが得られると押さえておきましょう。

契約プランは後から変更可能のものを選ぼう

事業を開始したばかりの個人事業主は、アクセス数も少ないWebサイトのために、レンタルサーバーに費用をかける必要があるのか疑問に思うこともあります。確かに始めたばかりの事業のサイトを作っても、知名度もない状態のため、最初はほとんどアクセス数がない状態です。

そこでレンタルサーバーを選ぶなら、アクセス数が増えたときにプランの変更に対応しているものを選ぶのも1つの手です。アクセス数に合わせてプランを変えていくことで、無駄な経費を抑えることにもつながります。

セキュリティ対策の確認も忘れずに

安心して利用できるレンタルサーバー選びには、セキュリティ対策の確認も欠かせません。セキュリティ対策で注目するべきポイントには、サイトの暗号化であるSSLやウイルスや不正アクセスからの攻撃を防ぐためのWAFなどのポイントがあげられます。

特にSSLでサイトの暗号化をしていないと、SEOにおいてマイナスの評価になってしまいます。またSSL対応していないだけで、そのサイトへのアクセスを辞める方もいるので、セキュリティ対策も考慮したうえで利用するレンタルサーバーを選ぶことが大切です。

ビジネス向けのレンタルサーバーという選択肢

事業で利用するのだから、レンタルサーバーはビジネス向けのものを選ぶべきと考えている個人事業主の方もいるでしょう。ビジネス向けのレンタルサーバーは、大量アクセスでも高速サイト表示が可能で、高度なセキュリティ対策を行っているという特徴があるものの、金額が数千円以上します。

高性能という面では優れていても、予算の少ない個人事業主の方には不向きのサーバーです。個人向けのサーバーでも、十分に対応可能なので、個人事業主の方はよほどの理由がない限りビジネス向けのレンタルサーバーの利用は避けるのが無難です。

意外と簡単!ポートフォリオサイト作成とレンタルサーバーの選び方

最初は格安のサーバーを使うことを検討する場合

事業を始めたばかりで予算がない個人事業主の場合、最初は無料などの格安レンタルサーバーを利用して、事業が安定したらサーバーを変更しようと考えている方もいるかもしれません。サーバーの移行は可能ですが、移行するときに10000円以上の費用がかかってしまうことがあります。

移行にお金がかかって損をする可能性もあるため、サーバーの移行を考えて格安サーバーを利用するよりも、同じレンタルサーバー内でプランの変更ができるものを選ぶようにしましょう。

実際に利用している方の意見を参考に選ぼう

個人事業主の方が利用するのに適したレンタルサーバーだけでも、複数の種類が存在しています。多くの選択肢の中から状況にあったものを選ぶために、実際に利用している方の意見を参考にするのも1つの手です。価格帯や必要な機能別に評判ランキングをチェックすることで、状況にあったものが選びやすくなります。

実際に使っている方の口コミを参考にしながら、長い目で見て相性の良さそうなものを選びましょう。

状況に合わせたレンタルサーバーを選ぼう

個人事業主がレンタルサーバーを利用する場合、経費節約のために安さを最優先にしてしまうことがあります。しかし安すぎるサーバーは、処理能力が低い、サポート体制が不十分などの問題が起きる可能性が高くなります。

安定して使いたいなら、格安サーバーより月額500円以上のサーバーを選ぶのも1つの手です。また経費を抑えるために、アクセス数が増えたときにプランを変更できるレンタルサーバーを選ぶことも大切です。